2021年2月20日(土)午後3時30分~放送 Vol.5『石川達三』 (放送は終了しました)
- 横手市出身の作家・石川達三(1905-1985)は、ブラジルに渡る移民の姿を描いた小説「蒼氓」で、第1回芥川賞を受賞。
- 以来、現実の社会で起きたことを取材して小説を書く”社会派作家”として活躍した。
- 一方、戦時中に書いた「生きている兵隊」が発禁処分を受け、自身も執行猶予のついた有罪判決を受けている。
- そのことが、生涯、達三の心に暗い影を落とし続けていたと、今回発見した最晩年の肉声からも伝わってくる。
- 番組では、達三が何を考え、どんな小説を世に出したのかを振り返る。
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出演
吉岡 忍 日本ペンクラブ 会長
河原理子 ジャーナリスト
石川 旺 上智大学名誉教授(石川達三の長男)
ナレーション
原田真裕美 塩田耕一
※放送日時・内容は変更・休止になる場合があります。