サッカー明治安田J2のブラウブリッツ秋田は、今シーズンここまで4勝1分け10敗の18位と、J3降格圏内に沈んでいます。浮上のきっかけをつかむため、「食」を通じてチームを後押ししてもらおうと、次の対戦相手にちなんだ特別メニューの提供が始まりました。
秋田県庁の地下1階にある県庁食堂です。ここで13日に提供されたのが、ブラウブリッツ秋田の『応援ありがとうランチ』。県民の応援に感謝するとともに、試合に足を運ぶきっかけにしてほしいという思いからコラボレーションが実現しました。
今回は5月17日にホームで迎え撃つサガン鳥栖の本拠地・佐賀県のご当地グルメが提供されました。メニューは「シシリアンライス」。ご飯の上に炒めた豚肉と生野菜をのせたもので、1975年ごろに佐賀市の喫茶店で誕生したといわれています。
彩りの良いシシリアンライスは、甘辛く炒められた肉がご飯とよく合うほか、生野菜がさっぱりさせてくれるため、いくらでも食べられそうなおいしさです。
正午を過ぎると食堂には鈴木健太知事の姿が。取材していた菅原咲子アナウンサーが声をかけられました。
鈴木知事:「きょう何かあるの?」
菅原アナ:「ブラウブリッツ秋田のコラボメニューがあって」
鈴木知事:「じゃあそれにする。メニューは何ですか?」
菅原アナ:「シシリアンライスです」
鈴木知事:「いいですね。それでいきます」
料理が来るまでの間、チームのマスコットキャラクター・ブラウゴンが知事にごあいさつ。そうこうしているうちに、知事の前にシシリアンライスが届きました。
早速、口に運んだ鈴木知事は「イタリアの香りがしますね。これを食べてサガン鳥栖をやっつける!元気が出そうです」と笑顔を見せ、おいしさに太鼓判を押しました。
『応援ありがとうランチ』は15日にも県庁食堂で提供されることになっていて、メニューは豚骨ベースのスープが特徴の「佐賀ラーメン」です。
県庁食堂は誰でも利用できるので、足を運んでみてはいかがでしょうか。
また、ブラウブリッツと県庁食堂は今後もタッグを組み『応援ありがとうランチ』を提供する予定で、次はどんなメニューが味わえるのか楽しみです。
05月13日(火)19:30