秋田市のスーパーマーケットで警察官が事故防止を呼びかけました。活用するのは地図。事故の起きた場所や件数をわかりやすく見えるようにして予防につなげます。
秋田市広面のスーパーマーケットです。店頭で警察官が買い物客に交通安全を呼びかけます。
このスーパーから半径600メートルの範囲では、2021年から2024年までの7月と8月にけが人が出る交通事故が16件起きています。
このうち4分の1は自転車と車の事故で、警察は高校生や大学生が夏休みで自転車で活動する機会が多くなるため増加すると分析しています。
これを防ごうと配られたのは地図。事故が起きた場所や件数が分かりやすく記され、注意を促します。
秋田東警察署・土田圭助交通課長:
「ドライバーには交差点での一時停止をしっかりすること、自転車には交通ルールを守って運転することをお願いしたい」
今回のキャンペーンで使われたものと同じような地図は、インターネット上で誰でも確認できます。
県警察本部が公開している交通事故発生状況マップです。
菅原咲子アナウンサー:
「現在は毎年多くの事故が発生している秋田市の山王十字路の周辺を表示している。地図上の点は事故が起こった場所を示していて、クリックすると『出会いがしら』など、どんな事故だったかや当時の天候などを確認できる」
検索バーに住所を入力すると場所が絞り込まれるため、身近で起きた事故の状況を確認できます。
また、天候や時間帯で検索も可能です。
マップは県警ホームページの「交通事故速報」のページから「交通事故発生状況マップ」のリンクをクリックするとアクセスできます。
マップはスマートフォンでも見られるので、自分や家族が通勤・通学などで利用する道路でどんな事故が起こっているか確認し、何に気を付けなければいけないか身近な人と話し合ってみてはいかがでしょうか。
08月20日(水)16:55