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創部3年目で全国の舞台へ 鹿角高校演劇部、7人の1年生が磨き上げた作品で『あきた総文2026』出場

2024年に3校統合で誕生した秋田県鹿角市の鹿角高校の演劇部。7人の部員全員が1年生という若いチームが、2026年に秋田で開催される全国高校総合文化祭に出場します。仲間と本音で向き合いながら作品を磨き続ける部員たちの活動に注目します。

教室に響く演劇部のメンバーによる発声練習。

鹿角市の花輪高校と十和田高校、それに小坂町の小坂高校が統合し、2024年4月に開校した鹿角高校。唯一演劇部があった花輪高校の活動を受け継ぎ、現在は7人の部員が所属しています。全員が1年生です。

部員たちは意見を交わしながら作品作りを進め、登場人物の心情の動きや物語の背景を丁寧に掘り下げています。

高橋果穂さん(※「高」は「はしご高」):
「みんな同じ学年だからこそ本音を言えるし、気を使わずにいられるからこそ自分たちが納得できるものになっている」

上演する「きおくのき」は、顧問の黒澤恵一先生の書下ろし作品です。

主人公は高校1年の女子生徒。初めて自宅に彼氏を招いた初々しいカップルの姿を描くコメディー調の前半から、後半は一転。認知症を患う主人公の祖母を軸に物語が深く進んでいきます。

生徒たちは、互いの演技を見つめ直しながら何度も試行錯誤を重ねてきました。

兎澤柑奈部長:
「演技で日常的な自然な会話を表現したり、どんどん気になるところをブラッシュアップしたりしていくのが一番大事で難しいところ」

笑いを生む間の取り方や場面ごとに変化する空気感など、一つ一つを丁寧に積み重ね、作品全体の完成度を高めてきました。

2025年11月に行われた県大会「県高校演劇発表会」で鹿角高校演劇部は最優秀賞を受賞。2026年に秋田で開催される全国高校総合文化祭への出場が決まりました。

演劇部顧問・黒澤恵一先生:
「まず一番何よりも全国大会に出られるのは大変栄誉ある事だと思っていて、貴重な経験ができる機会に恵まれたことをうれしく思う。同時に全国大会に秋田県代表として出ることの責任の重さを感じているので、応えられるような舞台を作りたい」

高橋果穂さん:
「この劇と同じ境遇の人もいると思うので、そういう人たちがいることを色々な人に知ってほしいし、少しでも心に来るものがあればいいなと思う」

2026年で創部3年目。鹿角の地から生まれた一つの物語が全国の観客にどんな響きを届けるのか。仲間と作り上げた感動を胸に、鹿角高校演劇部の挑戦は新たな舞台へと踏み出します。

02月18日(水)19:00

 
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