2025年10月
秋田テレビの2025年度第6回放送番組審議会(江畠清彦会長)が、10月27日開かれ、10月5日に放送された ダイドーグループ「日本の祭り 晩夏の響乱―花輪祭の屋台行事―」について審議した。
								「神田囃子」「祇園囃子」と並び、日本三大囃子の1つと称される「花輪ばやし」。
								残暑厳しい8月下旬、幸稲荷神社の例祭に合わせ行われるこの祭りでは、人々によって受け継がれてきた祭礼囃子を産土神さまへ奉納する。
								この祭りにかける若者たちが築く「町内の絆」と、それを次世代へとつなげる姿を紹介した。
							
委員からは、「躍動感が画面から伝わってきた。番組タイトル通りまさに『晩夏の響乱』」「郷土愛、地域力を感じた。」「ナレーションは安定していて、聞きやすかった。」「子供のころから祭りに関わっていない人が主役で、違う視点から見られた。」などの評価があった。
一方、「祭りの歴史の掘り下げが足りない。」「冗長した感じで、物足りなさを感じた」「祭りの全体像、町村との関わりや費用面などの説明が欲しかった。」「ヒューマンドキュメンタリーなのか?祭りの紹介なのか?目的がはっきしない。」といった指摘があった。
2025年9月
秋田テレビの2025年度第5回放送番組審議会(江畠清彦会長)が、9月18日開かれ、8月22日に放送された FNSソフト工場 「伝説の自由研究~コレをやったの どんな天才?~」について審議した。
自由研究に魅了された子供たちが行った数々の研究をクイズ形式で紹介したほか、かつて印象に残る研究を行った子供たちが大人になった今、どこで、何をしているのか追跡調査した。
委員からは、「レベルが高く、着眼点がいい自由研究が多かった。かなり古いものもあって、いろいろなものがしっかりリサーチできていた。」「ビフォーアフターでは、子供のころに研究したことが人生に影響を与えていて感心した。」「CGのキャラクターが親しみやすく、子供も大人も楽しめる内容」「ゲストも適役で、コメントも機転が利いていた。」などの評価があった。
一方、「放送時期が夏休み前であれば、子供たちの参考になったのではないか」「クイズ形式にして、回答でボケるという演出が必要かどうか疑問」といった指摘があった。

 
                