衆院選秋田2区で出馬した自民党の福原 淳嗣さんは立憲民主党の前職に敗れたものの、比例復活で初当選を果たした。活動の場を国政の舞台へと移す。

福原さんは28日午前10時に選挙事務所を訪れた。
新聞に目を通しながら福原さんは「でも私正直終わった感じがしてないんですよ。終わってないです。」と話した。


28日未明の当選から朝までに届いた市町村長や支援者からの電話やメールは約300件。福原さんは「ほとんど眠れなかった」と疲れた様子を見せつつもうれしそうな表情を浮かべた。

福原さんといえば大館市長時代は「犬の帽子」がトレードマークになっていたが…今回の選挙戦で帽子姿を見せることはなかった。

「今後もかぶるか」という記者の問いに福原さんは「全然いいですよ、ただ今、幹事長に取り上げられて、ない。」と答えた。

また「取り上げられたときの気持ちは？」という質問には、「寂しく思った。なんか自分の得意の武器が一つ取られた、ドラゴンクエストでいうとなんとかソードがとられた、これで戦えってかみたいな」と笑顔を見せた。


かつて元衆院議員野呂田 芳成氏の秘書を勤めていた福原さん。

事務所に飾られていた「師」野呂田氏の写真を前に、同じ立場となった気持ちや今後の意気込みについて語った。

福原さん：
「私は野呂田先生や金田先生の足元にも及びません、でも先生たちと同じくらい仕事ができるように頑張るぞという気持ちはある。気持ちはあるが及びません、そこは先生ご指導のほどよろしくお願いします」

このあと足早に支援者へのあいさつ回りに出掛けていった福原さん。いざ国政の舞台へ…その道のりはすでに始まっている。

10月28日(月)18:00