第27回参議院議員選挙が3日公示されました。秋田県選挙区には現職・元職・新人の合わせて4人が立候補し、17日間の選挙戦をスタートさせました。
参院選秋田県選挙区に立候補したのは、届け出順に、政治団体NHK党の新人・本田幸久氏(43)、参政党の新人・佐藤美和子氏(65)、自民党の元職・中泉松司氏(46)、無所属の現職・寺田静氏(50)の4人です。
NHK党の本田氏は、JR秋田駅東口で有権者に訴えました。
本田幸久氏(諸派・新):
「私たちは3つの柱をこの選挙で掲げ、日本をむしばむ構造的な不正義に正面から立ち向かっていく。それは、1、不法移民の流入を断固として食い止めること。2、NHK受信料制度を根本から見直すこと。3、メディアの偏向報道と正面から戦うこと」
参政党の佐藤氏は、JR秋田駅前で選挙戦をスタートさせました。
佐藤美和子氏(参政・新):
「いよいよ選挙戦に入って気持ちも新たにして、国を守っていって、国民がより良い生活、豊かで健康で幸せな生活、平和な生活ができるようにしていかなければいけないと思っている。このことに賛同してくださる方はたくさんいるはず。ですので隅々まで声が届くように、これから17日間頑張ってまいりたい」
自民党の中泉氏は、秋田市のエリアなかいちで第一声を上げました。
中泉松司氏(自民・元):
「今回の候補者の中でコメを作っている人間は全国で私しかいないそうです。そういった中にあって負けるわけにはいきません。何としても生産者・消費者両方がいるこの秋田県の思いをしっかりと国に届けて、道筋をつけていく。そのためには私のこの6年間の経験も必ず生かせると信じています」
現職の寺田氏は、秋田市のアゴラ広場で出陣式に臨みました。
寺田静氏(無・現):
「今の政治は私たちの生活そのものの実態、生活に伴う困難を全く理解していない。私はこうした県内の皆さんからさまざまな悩みを賜る中で、こうした政治のあり方を変えたい。困難に解決策を提示する政治をしたい。そう思っている」
立候補の受け付けは3日午後5時に締め切られ、現職・元職・新人の合わせて4人による選挙戦が確定しました。
県内の2日現在の有権者数は男37万5985人、女42万3505人の計79万9490人です。
参院選の投票日は20日で、即日開票されます。
07月03日(木)19:00