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進路選択の一つに 高校生が水道の配管やクレーン車の操縦など体験 「専門工事業」の仕事を知る 秋田

民間の信用調査会社・帝国データバンクによりますと、秋田県内で正社員の人手不足を感じている企業の割合は、2025年4月時点で53.1%でした。業種別にみると、建設業が60%と小売業・サービス業と並びトップで、人手不足の深刻さがうかがえます。

こうした中、建設業の中でも専門分野に特化した業種の仕事に興味を持ってもらおうと高校生を対象にした体験会が8日、秋田市で開かれ、生徒が実際に作業しながら将来の参考にしていました。

体験会は、板金や塗装、左官などといった専門工事業で若手人材の確保を目指す協議会が開きました。

8日は秋田市や男鹿市、大仙市の高校生約120人が参加し、8つのブースに分かれて様々な仕事を体験しました。

水道の配管を工事するコーナーでは、生徒たちがビニール製の管を必要な大きさに切ったり、水漏れしないようにつなぎ合わせたりと、真剣なまなざしで作業していました。約20分後、無事に水道管に水を流すことができました。

また、クレーン車などの重機を操縦するブースも人気を集めていました。

プロの手ほどきを受けながら作業に汗を流したひとときは、生徒たちにとって将来を考えるきっかけとなったようです。

男子生徒:
「今後の進路の参考になったし、こういう仕事をしているんだとよく分かった」

女子生徒:
「就職に向けて視野が広がったかなと思う」

男子生徒:
「来年、自分たちは就職活動があるので、ここで学べてよかった。専門工事業は、一生懸命頑張っているところがいいなと思う」

秋田県専門工事業人材確保協議会・中村純也会長:
「近い将来、進路・就職先を考える時に、1人でも多くの体験した生徒が業界に目を向けてくれることを期待している」

協議会は、今後も体験会や就職説明会を開催することにしています。

体験会は2024年から開かれていて、前回の終了後のアンケートには「県外にしか目を向けていなかったが、体験会をきっかけに県内就職もいいと思った」と書いていた生徒がいたということで、主催した協議会は手応えを感じているようです。

仕事の魅力が若い世代に伝わり、少しでも人手不足解消につながることを期待したいところです。

07月08日(火)20:00

 
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