21日の敬老の日では、各地で長寿のお祝いが行われてますが、それは人間だけではありません。秋田市の大森山動物園では、長年連れ添っているチンパンジーの夫婦の長寿を祝おうと、特別なメニューが振る舞われました。
秋田市の大森山動物園のご長寿夫婦、チンパンジーの「ボンタ」と「ジェーン」です。
チンパンジーの平均寿命は、40~50歳ほどですが、オスの「ボンタ」は54歳で、人間の年齢にすると80歳ほど。メスの「ジェーン」は59歳で、人間の年齢で90歳ほどになります。
1993年から一緒に過ごしているご長寿夫婦を祝おうと、敬老の日に合わせ、21日はイベントが開かれました。
石川萌恵子アナウンサー:
「これからジェーンとボンタに特別なご飯がプレゼントされます。展示場には多くの親子連れが集まり、にぎわっています」
大森山動物園では、敬老の日のスペシャルメニューを用意しました。
秋の味覚のクリやキノコを混ぜたおにぎり、それに石焼き芋。加えてスタミナをつけてもらおうと、旬の果物の盛り合わせにはニンニクをトッピングしました。
やはり健康の秘訣は、しっかりと食べること。その食べっぷりは衰えを感じさせません。
動物園を訪れた人も、おいしそうに特別メニューを食べる夫婦の様子を、楽しそうに見守っていました。
訪れた小学生は「おいしそうに食べていた。クリをとげがついているところで食べているのが面白かった。おじいちゃん、おばあちゃんには見えない」と元気な姿に驚いていました。
大森山動物園・牛越利之さん:
「もりもりご飯を食べているので、ああいう状態ならまだ大丈夫かなと思う。日没で休み、明け方に起きるというサイクルができていて、そのルーティンをずっと守っている。それが崩れると、体調の崩れにつながることもある。ルーティンを崩さないように、陰からサポートしている」
おっとりしている「ジェーン」に対して、感情表現豊かな「ボンタ」。
性格は正反対の夫婦ですが、その絶妙な距離感が、ストレスをためずに生きるポイントになっているのかもしれません。
大森山動物園・牛越利之さん:
「のんびりまったりおいしいものを食べて、ゆっくり休んでくれればいいなと思う」
「ボンタ」と「ジェーン」。これからもお元気で!
09月21日(月)17:00