秋田県内の高校生が鈴木知事と秋田県の教育について意見を交わす会が8日、県庁で開かれ、高校生たちからは若者の県外流出の要因として、進学の選択肢が少ないことや経済状況などが挙げられました。
意見交換会は、高校生の本音を行政が理解し、教育政策に生かしていこうと開かれたもので、県内の高校1~3年生24人が参加しました。
初めに鈴木知事は、「私は高校1年生の娘と高校3年生の息子のお父さんなので、何も緊張せず、友達のお父さんだと思って好きなことを言ってもらいたい」と語りかけました。
生徒たちは、進路や授業の在り方など6つのテーマに沿って意見を発表しました。
このうち若者の県外流出については、県内に進学したい大学や学部の選択肢が少ないため、という意見が出されました。
その上で、生徒の1人が「結局『秋田には何もないから県外に出るしかない』という若者が多い。学部不足という問題ではなく、その意見が多い」と話しました。
これに対し、鈴木知事は「一度チャレンジしようと県外に行くことは全く否定しない。問題は、県外で色々学び経験して『やはり帰りたい』となった時に、なかなか帰りづらい状況になっている。それを僕らがなんとか直していこうと思っている」と応じました。
このほか、通学に使う公共交通機関が少なく不便さを感じていることや、奨学金以外にも学生たちを助成する仕組みがほしいなど、高校生たちからは率直な意見が出されました。
生徒たちは、意見交換会が終わった後も知事に駆け寄って意見を伝えるなど、まだまだ言いたいことがあるようで、鈴木知事は一つ一つの声に熱心に耳を傾けていました。
参加した生徒:
「知事は秋田県のトップだが、そんなに堅苦しい感じでもなく、自分の言いたいことが言えて良かった」
参加した生徒:
「知事は結構変えてくれそう。自分の意見をぶつけることができたし、他の生徒の意見も参考になったので、すごくいい機会」
県は、意見交換会で出た意見を、今後の教育政策に反映させていきたいとしています。
10月09日(金)12:30