秋田県大仙市で、色とりどりのダリアが見頃を迎えている。

大仙市にある県立農業科学館では今、40種類250株のダリアが見頃を迎えている。

中でも人気を集めているのが、大仙市にちなんだ「大曲の花火ダリア」コーナー。市が開発に取り組んでいる「大曲の花火」をイメージした品種だ。

地元の花火師が名付けた「紅遊星」は、花びらの先端がカールしていて、夜空を彩る大輪を表現している。

一方、黄と赤に色づいた「八重芯」は、まるで光り輝く花火のようだ。

訪れた人たちは、写真を撮るなどしてダリアに囲まれたひとときを楽しんでいた。

美郷町から来た男性は「いろいろ違うのを撮りたいと思い来た。久しぶりの青空なのでとても花が輝いて見えて良い」と話していた。

秋田市から来た子ども連れの母親は「ダリアやバラもいっぱい咲いていてきれいだった。前にも来たことがあって、子どもたちに見せたいと思ってきた」と話し、子どもも「たのしい」と笑顔を見せていた。

「オータムフラワーフェスタ」は、大仙市の県立農業科学館で10月27日まで開かれている。

09月26日(木)16:00