秋田市の園児が2日、力士との対決に挑戦しました。元関脇・豪風の押尾川親方が率いる押尾川部屋の力士と力比べです。

秋田市のこども園「いずみ風の遊育舎」を訪れたのは、押尾川部屋の力士・風佑城と風の湖。子どもたちは体の大きな力士に興味津々です。

園児が「なぜ着物を着るのか」と問うと、風佑城は「お相撲さんはお出かけするときは浴衣が私服みたいなものなので、外では浴衣を着ています」と答えました。

さらに「ごはんはどれくらい食べるのか」との質問に「おにぎり100個食べられる」と答えると、子どもたちは驚いた様子でした。

力士の生活について学んだあとは、園児たちが楽しみにしていた取組に挑戦です。

「はっけよい、のこった」の合図とともに、園児チームは6人で挑みますが、風の湖に軽々と持ち上げられてしまいました。

それでも諦めずに力を合わせ、見事、園児チームが勝利です。

園児は「お相撲さんの手や力がかっこよかった」と話していました。

押尾川部屋の風佑城は「自分も小さい頃に相撲を見て『かっこいいな』と思ったので、少しでも相撲に興味を持ち、相撲をやってくれたらと思う」と話していました。

九州場所を前に、力士たちは子どもたちからパワーをもらったようでした。

10月02日(木)17:00