秋田市河辺の山林で2日に見つかったクマに襲われたとみられる女性の遺体について警察は3日、司法解剖を行い、死因はクマに襲われて複数のけがをしたことによる大量出血だったと明らかにしました。遺体の近くで2日にクマ1頭が駆除されましたが、周辺では警戒が続いています。
3日午前7時半、秋田市河辺の女性がクマに襲われたとみられる現場近くの小学校では、保護者の車から児童が次々と降りてきます。登校する小学生の先には防護服に身を包んだ警察官の姿もありました。学校と女性が見つかった現場は目と鼻の先で、住民の不安な日々が続きます。
近くの住民:
「1カ月前にも自宅から30メートルくらいの所にクマが現れた。体長1メートルくらいだったので、今回のクマと同じだったのかも」
2日、秋田市河辺の山林で73歳の女性が倒れているのが見つかり、その場で死亡が確認されました。
警察が現場に駆け付けたところ、近くにクマがいたため猟友会が駆除しましたが、女性を襲った個体かどうかは分かっていません。
女性は農作業中にクマに襲われたものとみられていて、両腕や右胸、頭などに傷を負っていました。
警察は3日、女性の遺体の司法解剖を行い、死因はクマに襲われて複数のけがをし、大量に出血したことによるショック死だったと明らかにしました。
県内でクマに襲われて人が亡くなったのは、2026年に入って初めてです。
現場から5キロほど離れたごみ集積所では、5月31日から6月1日にかけて、クマと思われる獣がごみを荒らしているのが見つかり、集積所は封鎖されています。
県の情報マップシステム・クマダスによりますと、現場から半径約3キロの範囲では、3日も相次いでクマが目撃されていて、引き続き十分な警戒が必要です。
一方、1日にクマが相次いで目撃され、由利本荘市が箱わなを設置している本荘公園では、3日も近くでクマの目撃がありました。3日時点で依然としてクマは箱わなにかかっておらず、公園の封鎖は続いています。
06月03日(水)19:00