21日の秋田県内は警報級の大雨となる恐れがあります。また、近年はこれまでに経験したことのないような災害が相次ぎ、道路の寸断や停電などが発生しています。災害による被害を未然に防ごうと20日、横手市で電力会社が木の伐採作業を進めました。
東北電力ネットワークは、秋田県内の24市町村と防災協定を結んでいます。
県内有数の豪雪地帯・横手市山内地区は、雪などで木が倒れる恐れがあります。木が倒れると、電線が損傷して停電が発生するなどライフラインに影響が及びます。
東北電力ネットワークは13日から、山内地区の約120メートルの区間で、危険が予測されるクリやナラの木など約200本を伐採しています。
20日は作業の様子が報道機関に公開されました。
東北電力ネットワークによりますと、冬は暴風雪や積雪の影響で停電が起きやすい季節です。実際に2025年12月から2026年2月までに県内で発生した停電は237件で、このうち160件は倒木が原因です。
停電が起きた場合、雪がない時期は4時間程度で復旧できますが、積雪がある場合は作業の長期化が予想されます。
さらに、今回伐採する地域には保育施設などがありますが、クマの目撃情報が多く寄せられています。クリの木などを切ることで日常の安全対策にもつなげる考えです。
横手市危機対策課・川津久和課長:
「伐採場所はクマの目撃が相次いだ場所。今回の事前伐採は、東北電力の停電対応もあるが、クマの対策としても効果のある対応だったと思う」
東北電力ネットワーク横手電力センター・佐藤亘配電工事課長:
「事前伐採を自治体とタッグを組むことで、より効果的に伐採を進めることができている」
山内地区の伐採は来週まで続き、11月は羽後町で作業が予定されています。
10月20日(火)18:00