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バス事業者にも燃料価格高騰の影響じわり 地域の足を守るため、軽油の安定供給願う日々 秋田・横手市

中東情勢の悪化でガソリン価格が急激に上昇し、秋田県内でも今週の平均小売価格は最高値を大きく更新しました。影響は一気に広がっています。燃料価格上昇に加え、供給が不安定。先行きが分からない状況の中、地域の足を止めまいと営業を続けています。

「油の安定供給を非常に危惧しているのが正直なところ。今まで通りに油が入ってこないとなれば、お客さまの足に直結して影響する。一番危惧している」と話すのは、横手市に本社を置き、路線バスなどを運行する羽後交通の佐藤誠一総務部長です。

羽後交通は、横手市や湯沢市などに6つの営業所を構え、約200台のバスで地域の足の役割を果たしています。

羽後交通 総務部・佐藤誠一部長:
「複数の営業所があるが、一つの営業所で1万2000リットルくらい使っている」

バスの燃料は軽油。多い月は約15万リットル、年間の消費量は130万リットルにも上ります。

先週から今週にかけての値上がりを当てはめると、1カ月で400万円以上経費がかかり増しになる恐れもあります。

羽後交通は1週間に2回、軽油を購入していますが、中東情勢の悪化を受け、販売元から「安定して供給することが難しくなるかもしれない」と言われています。

市外などに出向き、元売りやメーカーに安定的に供給してもらえるよう要望を続けていますが、今後は不透明です。

さらに、燃料の高騰を運賃に反映させるのは市町村との協議が必要で、長期化すればするほど影響が大きくなります。

羽後交通 総務部・佐藤誠一部長:
「個々の事業所で対応するのは限界がある。国からの助成金などで助けてほしい。田舎のほうではバスが走らなければ買い物にも行けないという人も出てくる。頑張りながらでも走らせなければいけないと考えている」

「地域の足としての役割を果たし続けたい」と、羽後交通はできる限りの対策を講じながら、世界情勢や価格の推移を見守っています。

03月19日(木)18:00

 
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