1日から交通ルールが変わりました。1日に施行された改正道路交通法施行令では、生活道路における自動車の法定速度が時速60キロから30キロに引き下げられました。
生活道路とは、主に日常生活で利用される中央線や中央分離帯などがない比較的狭い道路のことです。
秋田県内では、国道・県道・市道などを含めた一般道路2万3743キロのうち、生活道路は1万6467キロと約7割を占めています。
まさに生活に密接にかかわる道路ですが、これまで通りの感覚で走行していると重大な事故を引き起こす可能性があります。ルールの変更で私たちの生活はどのように変わるのでしょうか?
生活道路を利用する人:
「狭い道路をスピードを出していく人が多かったので怖かった」
法定速度の引き下げの目的は、道幅が狭く歩行者が多い道路での事故を減らすことです。
中央線や植栽などで車線が分けられている一般道路は、引き続き時速60キロのまま。速度標識がある場所はこれまで通り、表示されている速度が最高速度となります。
法定速度が時速30キロに引き下げられたのは、日常生活に利用される中央線などがない道路です。
秋田県警によりますと、生活道路での自動車と歩行者または自転車との交通事故は、交通事故全体の約4割を占めています。
また、衝突時の速度が30キロを超えると、歩行者が亡くなる割合が上昇します。時速20~30キロでの致死率は0.9%ですが、時速50~60キロになると17%に上昇します。時速30キロが1つの目安と言えます。
これまで通りの感覚で走っていると違反になる可能性もあります。
超過した速度ごとに反則金・違反点数が決まりますが、生活道路を改正前の法定速度60キロで走行すると違反点数6点となり、免許停止処分となります。
時速30キロは、ドライバーが突発的に事態に対応できる速度です。道路状況や天候などを確認しながら、安全な速度で運転するよう心がけましょう。
09月01日(火)19:00