秋田県警の40代の男性警察官2人が、事故を届けなかったほか、速度違反の疑いで書類送検され、それぞれ所属長訓戒と所属長注意の措置を受けた。

8月7日付で所属長訓戒の措置を受けたのは、秋田県警察本部に所属する40代男性警部。

男性警部は6月中旬、県中央部の高速道路で公務で公用車を運転中、右のドアミラーをワイヤーロープの支柱に接触させる事故を起こした。しかし、「ドアミラーが正常に動き、目立った傷がない」として事故を届け出なかった。

一緒に乗っていた部下が報告して発覚したもので、部下は「いつも行動を共にしている上司なので、届け出るよう促すのをためらった」と話している。

男性警部は道路交通法違反（事故不申告）の疑いで8月7日付で秋田区検察庁に書類送致された。

一方、8月5日付で所属長注意の措置を受けた県北部の警察署に勤務する40代男性巡査長は、7月中旬、県北部の国道で私用車を運転中、指定速度を32キロ超える時速82キロで走行し摘発された。

男性巡査長は8月8日付で、道路交通法違反（速度超過）の疑いで書類送検されている。

09月20日(金)19:30