ゴールデンウイークが目前に迫る中、秋田県内の桜の名所は続々と見頃を迎えています。大潟村では、桜と菜の花の共演が訪れる人たちの目を楽しませています。
大潟村の「桜・菜の花ロード」です。11キロの県道沿いをソメイヨシノやベニヤマザクラ、八重桜など約4000本の桜と菜の花が彩っています。
24日は曇りの予報でしたが青空が顔をのぞかせた時間もあり、青空に桜のピンクと菜の花の黄色のコントラストが美しく映えていました。
桜・菜の花ロードの桜は、2024年より4日遅い4月21日に満開となりました。今がまさに見頃。時折風が吹くと桜吹雪が舞います。
多くの人が足を止め、写真を撮るなどして今しか見られない景色を楽しんでいました。
にかほ市から来た女性は「桜と菜の花を一緒に見られるのはめったにないと思う。天気が悪いと聞いていたがこの天気で、私たちの行いが良かったのかな」と笑顔を見せていました。
同じくにかほ市から来た女性は「素晴らしい。私は遠くから見るのが好きなので、向こうの方の眺めが素晴らしい」と話していました。
桜・菜の花ロードの桜は、あと1~2日楽しめそうです。
一方、大仙市の八乙女公園では、24日に桜が満開となりました。今後の天気次第ですが、週明けまでは見頃が続きそうです。
大潟村の桜は間もなく見頃を終えますが、菜の花はまだまだ楽しめます。村内では今『桜と菜の花まつり』が行われていて、26日からはホテルサンルーラル大潟の特設会場で後半のイベントがスタートします。
目玉は、菜の花畑の中に設けられた全長250メートルのコースを走る「ミニ電車」です。子どもから大人まで乗車でき、まるで菜の花と一体になったような気分が味わえます。
イベントは5月5日まで行われています。ゴールデンウイークのおでかけにいかがでしょうか。
04月24日(木)19:30