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外旭川地区まちづくり事業は「白紙撤回」 秋田市・沼谷純新市長、初登庁日に早くも“改革”に着手

県都の新たなリーダーが始動です。6日の秋田市長選で初当選した沼谷純新市長が14日、初登庁しました。既存のスタジアムの改修を視野に調査を行うことを明らかにしたほか、まちづくり事業の計画を白紙撤回するなど、早くも改革に乗り出しています。

14日午前9時ごろ、秋田市の沼谷新市長は多くの職員に出迎えられ初登庁しました。

沼谷市長は秋田市出身の52歳。今回の選挙で5期目を目指した現職に4万票余りの大差をつけて初当選を果たしました。

早速、市長室に向かった沼谷市長。報道陣から前回の選挙では一歩届かなかった椅子の座り心地を問われると「実感が湧く。重さと実感を感じる。ようやくたどり着いたスタートラインだと思う」と話し、市長の重責を感じているようでした。

このあと約210人の幹部職員を前に「改める、変えることを恐れないでほしい。これまでの政策や方針を私の判断で変えることもあろうかと思う。それは全て市民のため、秋田市のため。小さな変えていくことの積み重ねを前向きに取り組んでほしい」と訓示しました。

そして、初めての記者会見に臨んだ沼谷市長は「4年という時間を市民からいただけたことに感謝をし、大変身の引き締まる思い。1分、1秒、1日を無駄にせずにしっかりと仕事にまい進していきたい」と、改めて市長としての意気込みを語りました。

今回の選挙の争点の一つ「スタジアム整備」について沼谷市長は、八橋運動公園内にあるASPスタジアムの改修を最優先に検討する考えを示しています。

一方、4月20日に新たな知事に就任する鈴木健太氏は、13日にブラウブリッツ秋田のホームゲームを視察し「私の知り得ている情報の中では改修はかなり難しい。コストダウンにつながらないような話も聞いている。ともあれ整備主体はあくまで秋田市。市の意見を尊重しながら、結論をなるべく早く出してもらって県としてバックアップしていく」と述べました。

これに対し、沼谷市長は「コストが全く見えない中で新設だけを前提にするのは、市民から税金を預かっている市民生活に直結する市の立場としては、改修によって解決できるのであれば十分問題ないだろうと思うので、検討させてもらいたい」と述べ、今秋までにASPスタジアムを調査し、改修が可能か、新設が必要かの方針を示すとしました。

また、前市長の肝いりの政策である「外旭川地区のまちづくり事業」について、現在示している計画を「14日付で白紙撤回した」と発表しました。

公約の実現に向けて早くも改革に乗り出した沼谷市長。県都・秋田市の発展に向け、どう手腕を発揮していくのか注目です。

04月14日(月)19:30

 
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