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「職員との信頼関係を構築したい」 鹿角市の笹本新市長が初登庁 秋田

39歳の新市長誕生です。前職と新人合わせて5人が立候補した市長失職に伴う秋田県鹿角市の市長選挙は、27日に投開票が行われ、元市議会議員の笹本真司氏が初当選を果たしました。混乱に陥った市政をいかに前進させるのか、注目が集まっています。

鹿角市長選挙は、新人で元市議の笹本真司氏(39)が5268票を獲得して初当選を果たしました。1972年に鹿角市が誕生してから最も若い市長の誕生です。

初当選した笹本真司氏:
「移住してまだ6年半しかたっていない。しかも30代。そんな人物に市民の一人一人が将来を懸けてくれたことは非常に大きいものだと思っている。だからこそ、いま僕はこの期待に絶対に応えないといけない」

笹本氏は広島出身で、2018年に鹿角市に移住しました。2021年の市議選に挑戦し、得票数トップで初当選しています。

一方、今回の出直し選挙に臨んだ前職の関厚氏は涙をのみました。関氏は「大変残念な結果だった。大変多くの市民の皆さんから支持してもらい、選挙期間中も対話することができたのが大きな成果だったと思う」と感謝を述べました。

当選から一夜明けた28日午前10時ごろ、笹本新市長は鹿角市役所に市長として初めて登庁し、多くの職員に出迎えられました。

笹本市長は市選挙管理委員会から当選証書を受け取ったあと、市長室に向かいました。

初めて市長の椅子に座った笹本市長は「これから鹿角市を良くしていくためにやりたいことがどんどん浮かんでくるような感覚」と意気込みました。

登庁初日から大忙しの笹本市長。続いては就任の記者会見に臨みました。

今回の選挙の背景には、前職のパワーハラスメントが認定され、議会に2度の不信任を突き付けられたことがあります。

笹本市長は「この数年間、混乱と停滞があり、様々なところで大変な状況にあったと思うので、まず最初にやりたいことは職員・関係者との対話と信頼関係を構築したい」と語りました。

一方で、選挙戦で医療・福祉の確保や教育の質向上などを訴えた笹本市長は、最も力を入れたいことに“教育”を挙げ、「人口減少が加速度的に進む中で子どもは将来を担う重要な人材なので、一人一人に最適な教育を投資していきたい」と述べました。

また、職員に対し、笹本市長は「私は鹿角市長として持続可能な地域社会の実現に向け、市民一人一人の声を大切にし、ともに考え行動することで、より良い未来を築いていけると信じている」と呼びかけました。

笹本市長の任期は2029年4月26日までの4年間です。市政をいかに前進させるのか、今後のかじ取りに注目です。

04月28日(月)19:00

 
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