若手花火師が技術を競う「大曲の花火ー春の章ー」が26日、秋田県大仙市で開かれ、個性豊かな花火の数々が訪れた人たちを魅了しました。

26日に大仙市で開かれた「大曲の花火ー春の章ー」。春の夜空に約8000発の花火が打ち上げられました。

この大会は、45歳以下の全国の若手花火師18人が新作の花火を打ち上げ、10号玉1発の「芯入割物（しんいりわりもの）の部」と「新作花火の部」の2部門でその技を競うものです。

地元大仙市の花火会社・小松煙火工業の伊藤航也さんの作品は、コマ送りのように見えるのが特徴で、今回「新作花火の部」で優勝しました。

大会を締めくくったのは、カナダの花火会社が演出し、地元4社が製造と打ち上げを担当した「世界の花火 日本の花火」です。

大仙市民：
「一つ一つの花火がすごくきれいで、色もすごく鮮明だったので感動した」

広島からの観光客：
「すごく心が震えた」
「めっちゃきれいで、生きているという感じがした」

東京からの観光客：
「現地は素晴らしい。テレビとは全然違う」

若手花火師たちの技術が詰まった鮮やかな花火に、会場は大いに盛り上がっていました。

04月28日(月)19:30