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レーザー光線で食害から農作物を守れ! 農業関係者が最新の野生動物対策を学ぶ 秋田

本来なら冬眠の時期にもかかわらず、1月に入ってもクマの目撃が相次いでいる秋田県内。クマやイノシシなど野生の獣が農作物に与える被害も年々深刻になっています。

被害額を年度別に見てみると、2022年度までは2000万~3000万円台で推移していましたが、2023年度になると1億6600万円台にまで跳ね上がりました。このうちクマによる被害が8割を占め、クマが相次いで出没したことが数字を押し上げた大きな要因となっています。

このような野生動物から農作物を守ろうと17日、県内の市町村の農業担当者やJA関係者など約60人が対策方法を学びました。

研修会では、秋田県の職員からクマやイノシシといった野生動物の対策などに活用できる補助金の制度が説明されたあと、農作物を守る最新の取り組みとしてレーザー光線を使った方法が紹介されました。

光線を発する装置は、宮城・岩沼市の企業が開発したもので、動物を傷つけずに追い払うことができます。イノシシやクマなどは目を守る習性があり、レーザー光線を恐れるため農作物に近づかなくなります。

小野精工の小野宏明会長は「この光が怖いんです。怖いところには寄り付かない。そういう効果を狙ったレーザー装置」と説明しました。

これまでの対策としては電気柵が多く使われていますが、伸びた草が触れてショートしたり、感電したりする危険性が報告されています。レーザー光線は装置を設置するだけで、農家に負担はかかりません。

参加者は、メモを取りながら最新の事例に学びを深めていました。

クマは2024年に、計画的に捕獲して頭数を管理する「指定管理鳥獣」に追加され、国の補助金の対象になりました。市町村などでは、地域に合った対策を考えていく必要がありそうです。

01月17日(金)20:00

 
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