20日は二十四節気の一つ「大寒」。1年で最も寒い頃とされていますが、秋田県内はほとんどの地点で3月から4月並みの最高気温を観測しました。こうした中、由利本荘市の神社では、若手神職が水浴び大寒恒例の行事で1年の無病息災を祈願しました。

1年で最も寒いと言われる「大寒」の日の恒例行事「大寒みそぎ」です。

由利本荘市葛岡の金峯神社に集まった40歳以下の若手神職など11人が水をかぶり、鍛錬に臨みます。

県内各地の最高気温は、26ある観測地点のうち、21地点で3月から4月並みと暦とは逆の天気となりました。

大寒みそぎが行われた午後2時の由利本荘市は4.4度で、こちらも平年より暖かくなり、境内には気合いの入った掛け声が響き渡っていました。

参加者は「心身が清められながら来たという感じがした。1年穏やかにあることをお願いしながら、行事に参加している」「一心にみそぎをしているので、何も感じずただただ集中してみそぎをしていた。一人一人が協力をして自分の地域や秋田を盛りあげていく1年になればいい」などと話していました。

参加者は無病息災や災害のない1年になるよう願っていました。

01月20日(月)17:00