秋田県潟上市で世界各地のランを一堂に集めたイベントが開かれていて、会場はかれんな花々で埋め尽くされています。

潟上市昭和のブルーメッセあきたでいま、世界各地のランを集めた「蘭フェア」が開かれています。

ランでつくられた巨大オブジェは高さ4メートルで、胡蝶蘭やシンビジュームなど10種類約350鉢で彩られています。手つかずの原生林で花開いた野生のランや植物の様子を表現しています。

展示されている温室は約15度に保たれていて、訪れた人たちはまるで春が訪れたかのような雰囲気の中、かれんな花々を楽しんでいました。

能代市から来た人は「きれい。毎年来ているが変わった色があるなと思う。やっぱりピンク。ピンクや白」とランを楽しんでいました。

鑑賞したあとは、お気に入りの花を自宅で楽しんでみてはいかがですか。販売コーナーではお得にランを購入することができます。横手市十文字町で育てられたシンビジュームは、生花店などより約2割安いということです。

ブルーメッセあきたの沢井大輔次長は「オブジェも大きくて、今回は小物も使わないでランだけで勝負した。ランの数も増やしているので見てもらいたい。ゆっくりした時間を過ごしてもらいたい」と話しています。

「世界の蘭フェア」は2月2日まで開かれています。

01月28日(火)21:00