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【アウトドアで防災を考える】耐熱のポリ袋で作る「蒸しパン」 簡単アレンジで様々な味を楽しもう 秋田

「アウトドアで防災を考える」では、災害時、ライフラインが止まった時に役立つ耐熱のポリ袋を使った調理を紹介しています。今回は各家庭でのアレンジが可能なスイーツを作りました。

災害時、電気・ガス・水道が使えなくても温かい食事をとるために、これまで熱に強いポリ袋を使用したカレーライスや鍋料理を紹介してきました。今回は、ホットケーキミックスを使って蒸しパンを作ります。ホットケーキミックスをストックしている家庭は多いのではないでしょうか。

まずはシンプルなプレーンを作ります。材料は、ホットケーキミックスと水、それにマヨネーズです。一般的なレシピでは牛乳や卵を使いますが、災害時に代わりになる水とマヨネーズを使います。

耐熱のポリ袋にホットケーキミックス75グラムと水50ミリリットル、マヨネーズ小さじ1を入れ、ダマがなくなるまでもんだら準備は完了です。

蒸しパンはアレンジが可能なので、チョコレート、コーヒー牛乳、ミルクティーを入れて作ってみます。アレンジは、プレーンの材料に自宅にあるものやお好みのものをプラスするだけ。プレーンと同じように材料を全て袋に入れ、よくもみます。袋が破けないように優しく作業しましょう。

準備ができたら湯せんです。しっかりと空気を抜いたら袋の上の部分を結び、菜箸を使って鍋の底などにつかないようにします。中火で10分湯せんし、全体に火が通るように裏返してさらに10分待つと完成です。

完成した蒸しパンはしっとり。ほんのり甘くて、パサつきは感じられません。

卵がなくても簡単に作ることができ、マヨネーズによってコクがプラスされます。アレンジした蒸しパンもおいしくできました。

作り方を教えてくれた日赤秋田短大の及川真一さんによりますと「今回のサイズは一袋150グラムの半分で作りましたが、一袋で作ることも可能です」とのこと。いろいろ味を試したいという人は、半分サイズで作るのが良いかもしれません。

及川さんは「まずはベーシックなものを作ってもらって、いろいろチャレンジしてもらうと面白いかもしれません」と話し、日頃から調理に慣れておくことの重要性を強調します。

蒸しパンは、使用する食材によっておやつにも軽食にもなります。各家庭でアレンジを楽しみながら、災害への備えとして取り入れてみませんか。

01月28日(火)21:30

 
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