新1年生に交通安全への願いを込めたプレゼントです。この春、秋田市の小学校に入学する児童に「黄色い帽子」が贈られ、受け取った子どもたちは車に気を付けて登下校することを誓っていました。

秋田市役所に集まったのは、間もなく市内37の小学校に入学する児童の代表です。おめかしをして、まさにぴかぴかの1年生ですが、ちょっと緊張した様子がうかがえます。

贈呈式は1962年から行われていて、秋田市駐車場公社や保険会社などが黄色い帽子をはじめとする交通安全グッズを新1年生に贈っています。

児童は名前を呼ばれると、大きな返事をして帽子をかぶせてもらっていました。

また、新1年生には傷害保険が付いた黄色いワッペンも贈られました。

新1年生は「道路に出るとき渡るとき、必ず止まります」と安全に気を付けて登校することを約束するとともに、これから始まる学校生活に胸を躍らせていました。

式に参加した児童は「止まって見て待つことに気を付ける」と約束を確認したほか、「学校では友達いっぱいつくるのが楽しみ。100万人つくる」「足し算の勉強が楽しみ」などと話していました。

黄色い帽子は、秋田市内全ての小学校と特別支援学校の児童に贈られます。

04月03日(木)19:00